「1人になんてしない。 大丈夫だ。」 ぎゅっと、力強く優しく抱きしめる。 寝ぼけているのか、橘は俺の背中に腕を回してきた。 それだけのことで、嬉しくなる。 お前が不安にならないよう、抱きしめてやる。 だから、そんな辛そうな顔するなよ。 「好きだよ。 愛してる。」 そっと、橘の唇にキスした。