茶色くてキレイな髪。
そして
少し長い前髪を片方だけ大きな耳にかけ
そこから見える彼の顔は
長いまつげと
まるでアイラインを引いたような
キレイな二重まぶた。
そして、大きく澄んだ瞳。
鼻筋も通っていて
形の整った唇に
シュッとした顎。
本当に非の打ち所がない
完成された顔。
見つめていると
思わず吸い込まれてしまいそう…。
「ん?そんなに見つめてどうしたん?」
「えっ?あ、いやっ…な、何でもないっ。」
急にこっちを見た彼と
至近距離で目が合い焦る私。
アラサーが今更
何をテンパってんだ、おい…。

