からっぽ。

「……あたし…、…くすり……やめたい……」




耳を疑った。


あの、俺の中から消える事のなかった“裕美”に、何がおきているのか……

考えても、答えなど出ない。


俺は、裕美を問い詰める。




裕美は、俺の元を去った後も、あの仕事を続けていて、お客の中の一人と付き合う様になり、一緒に暮らしていたと言う。



でも…



その男は、覚醒剤をやっていた。

そして、いつしか裕美も……




どうしようも無い、怒りと悲しみ……

俺のせいで、転落してしまった、裕美の人生………



前に進むとは、こういう事なのだろうか………