からっぽ。

「あら、こんにちは」

夕方のスーパーで、少し派手な感じの女性に、声をかけられた。

店のお客さんかと、考えている間に…

「こんにちは………」

裕美が答えている。


ドコかで見た事がある様な、裕美の知り合いにしては、違和感を感じるその女性。


俺は、軽く会釈をした。



「あっ、明日なんだケド、1時でお願い出来る?」

「……はい…、分かりました…」

「それじゃあね…」



裕美の様子は、明らかにおかしい……



俺は、“モヤモヤ”を抱えたまま、問い詰める事も出来ずに、部屋に戻った。