からっぽ。

歩実さんが、彩葉の事はもちろん、俺の事も心配してるのは、分かっている。


でも、巻き込んで心配をかけたくない思いが、連絡する事を躊躇わせた。



彩葉は、通院しながらの治療となった。

やはり、病院という場所には慣れず、夜も眠れない事が多い。


自宅の方が、落ち着いて眠れると、先生から進められたのだ。


俺は、店を休んで、彩葉を看る事にした。



同じ時間に眠り、食事を作り、薬の飲ませる。


彩葉を守れるのは、俺しか居ない。


ただ、必死で、彩葉の為に頑張るしか、なかったのだ………