からっぽ。

ーーーーー産まれた。


本当なら、最も素敵な喜ばしい出来事なのに、私は、複雑だった。

例え、坂下が育てる事になっても、私達の気持ちは変わらない。

そう思う反面、坂下の子供じゃない事を願っている私。


“愛する人”の子供を産んだ女性が他にいる事を、認めたくないんだろうか………



坂下には、なんて返信しよう……?


“帰って来たら、連絡してね”


悩んだあげく、簡単な言葉で返信する。



私は会社を休み、坂下からの連絡を待った。