からっぽ。

私は、言葉を探していた。

そんな私の気持ちを察する様に、坂下が言う。


「どうなるか分からないけど、側に居てくれるかなぁ…?」

「大丈夫、居るョ。
どんなときも、一緒に居る」


言った後、急に恥ずかしくなって、慌ててタバコを吸う。

そんな私を見て、
「ありがとう…」
と、呟く様に一言だけ言った。




私達は、また手を繋ぎ、残りの水槽を見ては携帯で写真を撮り、ドコからみても、当たり前のデートを満喫した。