からっぽ。

あれから毎日の様に、私達は連絡を取り合った。

“おはよう”から“おやすみ”まで、お互いが今ドコに居て何をしているのか、良く分かっていた。

『まるでラブラブね』

時には、そんな冗談を言いながら……

私は、少しずつ前向きになっていく坂下に、安心していた。




正行さんは、どうしてるだろう……

あれ以来、連絡のない事で、私は本当に終わったんだと感じていた。


坂下が側に居るからなのか、前の様な寂しさはない。


私達は、お互いが“友達以上”を確信していたケド、まだ先の事は分からないでいる。


ただ、
“今は、失いたくない人”

それだけ。