からっぽ。

どういう意味だ?

言われた言葉より、行動の方が気になる。


気紛れ?
それとも、同情か?


でも……

お蔭で、帰り道は少し楽になっていた。




自分の部屋に戻ると、裕美の姿は見当たらない。

『まさか、くすり…』


テーブルの上に、手紙を見付けた。


“要ちゃん、ごめんね。
悪い事、全部分かってる。
だけど、傷付けて壊さなければ、私は要ちゃんを繋いでおけない……。
勝手な事を言ってごめんね。
私は、一度実家に帰ります。
少し時間をおいて、話そうね……
PS.お腹の子は、間違いなく要ちゃんの子供です。 裕美”

裕美はまた、話し合う事もなく、俺の前から姿を消した……



『でも俺は、一人じゃない』


考える事は沢山あったが、今日はゆっくり眠ろう。


歩実さんにメールを送り、少し眠った……