からっぽ。

部屋に戻ると、明かりが消えている。

『コンビニでも行ったのか……』

体調が悪かったから、あまり深くは考えず、ベットに横になる。





少し、眠った様だ。

大量の汗をかき、不快ではあったが、少し楽になった。

時計を見ると、12時………


まだ、裕美は帰って来ていない。


イヤな予感がしながら、体を拭き着替えをし、熱いお茶を入れた。

一息つくと、フラつく足音が妙にハッキリ聞こえてくる……


“ガチャガチャ”

何度も聞こえる鍵の音。


「あれ~?ようちゃん~いたのぉ~」

力が抜けた様な喋り方。


酒を飲んでいるのかと思ったが、匂いはしない。


俺は、裕美の左の袖をまくった。


信じられなかったが、ソコには確かにアザがあった。

薄く、赤紫色のアザが………