「あっ、紘那ちゃんのネックレス可愛いっ〜」
彩乃ちゃんにネックレスを触られ、私は数ミリ浮いたんじゃないかってぐらいびっくりしてしまった。
金属独特のヒンヤリさが私の首に走ったからだ。
「あらっ、可愛いわね〜
これは彼氏からかしら?」
「え?」
「はっ?」
何故だか私と同じタイミングで拓海も大声をあげて驚いていた。
彼氏…か。
確かに瑞輝は彼氏だけど、拓海にはバレてはいけない存在…
昔から私によくしてくれる人に嘘をつくのは嫌だし、嘘は下手だけど……
少し首を傾げうーんっと悩んでから、私は重たい口を開いた。
「そ、ですかね…が…外部の人です。」
