3階の社会科資料室に行くのかと思ったらもう1階分階段をのぼる。 蛍光灯が消えかけてて薄暗い4階へと続く階段は誰も近づこうとしないし、掃除もしてないみたいで埃っぽい。 瑞輝に手を握ってもらっていても私はその異様な雰囲気に思わず身体が萎縮する。 「はい、着いたよ。」 目の前の灰色の扉に鍵を差し込み、ギイっと鈍い音を響かせながら開いた。