「終わったか?」 洗い物を済ませた瑞輝はハンカチで手を拭きながら奥の部屋から出てきた。 「うん、終わったよ」 「じゃ、行くぞ」 私の持っていたカバンをさりげなく持ってくれた瑞輝に続いて私も社会科資料室から出た。 明かりが消えた学校はやっぱり不気味で何かが出そうな気がしてならない。 ペタペタと私たちの足音以外の物音がするとビクッとなってしまう 『ガラッ』 「ひゃ…ぁっ…」 突然ドアが開いたことにびっくりした私はマヌケな声を出して尻餅をついてしまった。