久遠の愛と約束を


丁度、シフトを終えて校舎の外へ飛び出した時だった。



「「あっ……」」



下駄箱を出たところで私たちと入れ違いで校舎に入ろうとした人と目が合い、思わず声が漏れてしまった。




「…久しぶり、ね」


「……うん……」



全身に鳥肌が立って、変な汗が背中を伝う。
足はまるで地に根を張ったように、その場から動けなかった。




「紘那、知り合い?」


「……っ。」



確かに、長くて綺麗だった黒髪はバッサリと切られてショートカットになってた。


おまけに痩せた…というか、窶れてほっそりしていた身体がよりいっそう細くなったけど




私は、この人が誰かすぐわかった。




「……のさん」


「え、何?」















「菅野さん、だよ…」





俯いたまま葵の顔を見ると、ポカーンとした顔から一転、厳しい顔をし始めた。



「あんたっ、どのツラ下げて…!!」



「ごめんなさい!」