「お姉ちゃんの名前、あゆみなの。」
大学時代
瑞輝を求めていた
そして、振られた……
あゆみ……?
バラバラだったピースが頭の中で一致してしまった時、私は瞬きも息もできないぐらい胸が詰まった。
もしかして……?
「もしか、して……」
「園田歩実、知ってるでしょ?奏のお姉ちゃんなの。」
「……っ…」
全てが一つに繋がったとき、私は何も言えなかった。
ぞくりと、鳥肌が全身を走る。
「お姉ちゃんはお母さんに引き取られた。でもお母さんにはすぐに新しい男が出来て……その人からのDVだった。
ボロボロだったお姉ちゃんを救ってくれたにっしーは、他でもなく貴方を選んだのよ?」
