その中の内容を見たら、私はさっきより胸が大きく高鳴った。 ──────────────── 花びら、いつもありがと 俺は、未風 翔 ────────────── 翔‥‥くん。 心の中で、何度もその名前を呼んだ。 花びら、気付いてたんだ。 上手く隠れてたつもりなのにな。 それにしても、黄色いガーベラだってよく分かったなぁ。 この花は私が好きな花でもあるし。