「とーうちゃーく!」


「あぁ、着きましたね。」


透也に多目的室まで背負われてきた。うん。なかなかの乗り心地だった…。


「あれ?みゆちゃんと…透也じゃん早いねー」


「…相馬」


多目的室の扉を開けるともう一人の後輩がいた。…相馬か


「おい、相馬。その呼び方はやめろって言っただろ!!私は先輩だ!!」


「えー…良いじゃん。みーゆちゃん」


「相馬。みゆ先輩が困ってる」


おぉ!!透也もっと言ってやれ!!


「俺が許す。もっとやれ」


この裏切り者!!!