残念な姉

「ヒメジケイサツです」

………?


ヒメジケイサツ?


ヒメジケイサツって何?
そんな知人いたっけ?

ヒメジケイサツ…ヒメジケイサツ……

………。


ノォーーーー!!!


「えっちょ、姫路警察?!」

頭ん中が真っ白になる
私何かした?



「お姉さんの事で…」


「ぇ?おねぇ?」

「実は…事故を起こされまして」

えぇえええ!

「今、国立病院にいるので来て下さい」

私は急いでタクシーを呼び付けて
病院に向かった

大きな怪我はしてないようだが
話しが少し噛み合わず
言語障害があるかもしれないと言う

お姉ちゃん…