『萌子、泣くな』

『だって…お、お兄ちゃんっ…!もう、会えないっ…ひくっ…』

大きな暖かい手が私の小さな手を包み込む

『大丈夫だ!また会える!帰ってくるから約束っ!』

そう言って純一郎お兄ちゃんは小指を差し出した

『本当…?』

『おぅ!』

指切りげんまんウソついたら針千本のーます♪指切った!


…純一郎、総一郎お兄ちゃん
私も会いたいな…

……でも

なんか忘れてるような気がする…

なんだろう…

まぁ…いっか…


ぐぅ…zZZ