「…あの、ちょっといいかな?」
今日最後の授業がおわり一息ついた時
お姉ちゃんに話しかけてきた女生徒
樋口希美
お姉ちゃんとは2年間同じクラス。
お姉曰く
『ステータス
HP/230、MP/120、ジョブ/声楽部部長(吟遊詩人)』
「なに?」
お姉ちゃんはぶっきらぼうに答えた
お姉ちゃんは学校ではあまり愛想はしない方らしい。
「実はね、陸上部の小山君なんだけど…」
「好きなの?」
お姉ちゃんは樋口さんの言葉を聞き終える前に
まるで独り言のように呟いた
お姉の一言に希美さんは目を丸くしている
「知ってたの…?」
「樋口さんみたいな典型的な文系お嬢様が体育会系男子に恋するのは
まぁ…定番だから」
今日最後の授業がおわり一息ついた時
お姉ちゃんに話しかけてきた女生徒
樋口希美
お姉ちゃんとは2年間同じクラス。
お姉曰く
『ステータス
HP/230、MP/120、ジョブ/声楽部部長(吟遊詩人)』
「なに?」
お姉ちゃんはぶっきらぼうに答えた
お姉ちゃんは学校ではあまり愛想はしない方らしい。
「実はね、陸上部の小山君なんだけど…」
「好きなの?」
お姉ちゃんは樋口さんの言葉を聞き終える前に
まるで独り言のように呟いた
お姉の一言に希美さんは目を丸くしている
「知ってたの…?」
「樋口さんみたいな典型的な文系お嬢様が体育会系男子に恋するのは
まぁ…定番だから」