昼休み、購買にご飯を買いに行った宇佐見くんと別れて廊下を歩いていると、ゾロゾロと男子生徒に囲まれた。
「あの……?」
何の用だろう……。
この学年じゃ見たことないし、先輩??
ニヤニヤと笑いながら私を囲む男子に、嫌な予感しかしない。
「こいつだろ、2年A組のビッチちゃんって」
「普通に可愛いじゃん、俺結構好きかも」
「先生みたいなオジサンじゃなくて、アンタも若いほうが良くない?」
なんの話をしてるんだろう。
でも、考えたくない、こんな人達の頭の中の事なんて。
私はゆっくりと後ずさった。
そして、勢い良く踵を返して駆け出そうとすると、腕を強く引かれる。
「おいおい、逃げるなって」
「いや!!離して!!」
腕を強く掴まれているせいで、ヒリヒリと痛む。
そんな私をニヤニヤしながら男子が見ていた。


