この広い世界で、2度目の初恋を



「なんか疲れたな……」

授業はあのあとサボってしまった。

今は保健室のベッドに横になって、白い天井を見上げる。

鈴原先生は職員会議で部屋を出ていってしまったから、私一人しかいない。

すると、カラカラと扉が開く音がした。

そして、私のベッドのカーテンの前に、人影が映る。

「添田……?」

控えめに声をかけられる。

この声は、宇佐見くん!!

私は慌てて体を起こして、髪を手櫛で整えた。

「は、はい……」

「入っても……いいか?」

「うん、大丈夫だよ……」

返事を返すと、ゆっくりとカーテンが開けられて、宇佐見くんが入ってきた。

そして、ベッドの横にある丸椅子に腰掛ける。