「ナイスシューッ!!」
「樹くん、まじ神!!」
「カッコよすぎーっ!!」
女子たちの悲鳴を集める樹くん。
樹くんは、やっぱり人気者だよね……。
私と樹くんじゃ、どう見たって釣り合わない。
それに、切なくて胸が苦しくなる。
「アイツ、本当何でも出来るんだよなぁ!」
亮くんも興奮したように拍手をした。
本当、樹くんってすごい。
なんていうのかな、すごくキラキラしてる……。
樹くんの周りにいる人が、みんな笑顔になるんだ。
「七海ーっ!!」
すると、コートから樹くんが私に向かって手を上げる。
「は、はい!」
突然呼ばれた事に驚いて、声が裏返ってしまった。
何?
何か呼ばれるような事、したっけ??


