この広い世界で、2度目の初恋を



「ちゃんと分かってもらえるまで向き合うわ」

「おう!その調子だ、樹!!」

「あんがとよ」


俺は、亮ちゃんに笑みを返す。

そうだ、難しく考えるな。

俺が七海と過ごした時間は無駄じゃない。

だからどうか、今までの俺の気持ちが、嘘だなんて思うな。

俺は、本当に本気で七海が好きだ。

初恋の女の子より、七海の事が1番に頭に浮かぶ。

この胸の中にあるのは、七海だけの想いだ。


そう心に決めて、俺はゆっくりと立ち上がるのだった。