彼女は、神崎栞里(カンザキシオリ)。
クールで、お姉ちゃん的存在。
幼なじみなの!
「で、どーしたの?」
お、よくぞ聞いてくれました!
「あのねあのね!朝から先生に会えちゃった♡!」
先生っていうのは、
生井光琉(ナマイヒカル)。
化学の先生であたしの好きな人!!
「生井先生と?だからテンション高いのかー」
うんうん、そーなのそーなの!
「で?」
ん??
「だから何?会えただけ?
もっとなんか進展ないの?」
「あるわけないじゃん…
相手は学校の先生だよ?悔しいけど…何も起こらないよ」
「じゃあもう告白しちゃえば?」
え??
「なんでそーなるの?!」
「だってさ、好きなんでしょ。だったら言えばいいじゃん。言っても言わなくても実らない恋なら言ってすっきりしたほうがいいよ。そのほうが咲季も前に進めるでしょ」
しーちゃん…(´;ω;`)
「しーちゃん大好き!!」
「はいはい。」
「あたし頑張ってみるね!」
「おぅ。」
よし!

