「念のため、今夜一晩はこちらで様子を見ましょう」 先生からそう言われ、チビは小児科病棟に移された。 お父さんは仕事があるからと、明け方5時過ぎに帰って行った。 個室の真ん中に小さなベッド。 点滴を刺されてる腕は、包帯でグルグル巻かれて痛々しく見える。 お母さんは眠りにつく事なくチビをジーっと見つめていた。 「ホントによかった…」 小さな声で何度も呟き、チビの頭を撫でて… ホントに… 本当に…大事なんだね。