「お前、変わったな!スゲェ良い女になったよ!」 思いもよらない智輝の言葉に、目頭が熱くなるのを感じた。 『……当たり前! 咲幸とあたしを捨てたコト、ぜーーったい後悔するからっ!』 「ああ……そーだな!」 数十メートルの距離を挟んで、二人して笑った。 そしてあたしは歩き出す。 その足は、もう振り返らないよ。 さよなら、智輝。 あなたの子供を生んだコト、 あたしは絶対に後悔しない。