お腹を押さえながら分娩室へ。 数メートルしか離れてないのに、とてつもなく長い距離に感じた…。 「幸恵!がんばってね!」 お母さんが後ろから声援をくれたけど、それに答える余裕はまったく無かった。 分娩台に乗せられ、数人の助産師さん看護婦さん、それから先生に囲まれた。 「一ノ瀬さ〜ん!もうちょっとだから頑張ろうね!」 『う〜………』