「また来ますね」と言って助産師さんは部屋を出ていった。 かわりにお母さんがあたしの向かい側のイスに腰掛けた。 「幸恵、不安?」 『不安だけど…もうすぐ会える…』 「そうね、頑張ろうね」 赤ちゃん… もうすぐ会えるんだね。 その後何度となくその痛みと闘い、そのたびにお母さんが腰をさすってくれた。