『すぐ来てくださいだって!』 入院用の荷物を持って、すでに自宅の前に停止していたタクシーに乗り込む。 「真幸、家の事よろしくね」 「………姉ちゃん!」 『えっ?』 見送る弟に呼び止められ振り返った。 「頑張れよっ……!」 『………うん!』 ケンカばかりしてた弟からの激励の言葉が、素直に嬉しかった。