個室からはドア越しに先生の声が聞こえてきた。 「今やれるだけのコトはやりました」 「ゆきえは助かるんですよね…!?」 お父さんの怒鳴り声…。 「あとは…ゆきえちゃんの生命力の問題です」 その言葉を聞いたあたしは チビの隣に立ち、ただ祈るコトしか出来なくて…。 『チビ…頑張って…』 そっとチビの額に手を乗せた瞬間、自分の異変に初めて気がついた。