迂回路の細い道を抜けて出た少し広い道路は、 あの夜、あたしが飛び降りた場所だった。 あの歩道橋はまだなくて…かわりに少し薄くなった横断歩道が地面には描かれていた。 ドキンッ━━━━…‥!! 否応なしに胸がドキドキと緊張の音を鳴らした。 冷や汗が溢れ出して止まらなかった。