「日本に生まれただけでも幸せね…」 お母さんはスヤスヤ寝息をたてるチビの頭を撫でながら呟いた。 チビは一瞬ピクッと目を開けたけど、その手の動きに安心したのか、また瞳を閉じた。 「でも…親って贅沢ね」 『…………………』 「平和な国に生まれただけで幸せなのに…ママはゆきえにもっといっぱいの幸せを望んじゃうわ…」