「うぅ…」


結局とれなかった…




「姫、下手だな」


横にいる星詩乃がふっと笑って言った




「星詩乃笑うなー!」




「あのクマ、欲しいのか?」




「え…いや、別にそんなんじゃ…」


星詩乃は射的銃をクマに向けながら聞いた




「欲しいんだな」