君と君の笑顔。



「うち、陸の事が好きみたい。」

図書室で言われた瀬奈の一言。あまりにも衝撃的だった。
でも、瀬奈は明るかった。
私と違ってイキイキしてきた。

「陸に好きな人がいる事はしってる。でもね、こそこそしないで、花蓮にライバル宣言する!笑」

そんな瀬奈を、私は見ているしかなかった。

はぁ…

瀬奈はすごいね。


私はただこそこそしているだけ。

陸のこと、どーして好きになちゃったんだろ。

恋ってこんなに辛いの?