そんなことを考えていると、 突然草陰から 「奥元〜〜理央〜〜呪ってやるぅう〜!!!」 髪の毛がとてつもなく長くて全身血まみれの女の人が血塗れのナイフをもって出て来た。 「きゃゃああぁああ!!!!!」 私は恐怖のあまり拓の腕から手をほどき全力で走った。 後ろから拓が「理央!?待てよ!」 って聞こえたけど私は怖くて無我夢中で走った。