拓とじゃれあっているところを斜め遠くから鋭い視線が・・・。








恐る恐る振り向くと翔がこっちを見ていた。







だけど、私の視線に気づいてすぐにそっぽ向いて自分の班に戻っていった。






翔の背中を見て胸がチクってした。







「小野寺、拓!先生が速く来いって!」








呆然としていると成瀬くんが走って呼びに来てくれた。








「ごめん!今行くね!」








私達は急いで他野口先生のもとへ走っていった。