「それにしても理央ってホントにちっさいよな〜。」 拓が私の頭に肘を乗せてケラケラと笑った。 確かに私はクラスでも小さい方だし・・・ 153cmしかないけど・・・ コンプレックスを笑いながら言うとはアウト!!! 「煩い!拓が高すぎるだけだって!」 私は必死に否定した。 だけど、拓はニヤニヤしていた。 私が拓の胸板を本気で叩き続けていると拓が私にチョップをしてきた。本気で・・・。