【完】素直じゃないね。



だけどすぐに、高嶺の足取りが重くなってきたことに気づいた。


歩きながら後ろを振り返る。


「高嶺? どうしたの?」


「ちょっと、酸欠……」


高嶺はというと、よろけながら歩いていて。


「えっ! うそ!?」


お面をつけてるから、呼吸しづらいのだろう、きっと。


「どこかお面外せるような、人いないとこ探そ!」


そうしないと、高嶺が酸欠で死ぬ……!