初めての吸血は、長男

｢お前が、雨宮晴か｣　｢え？｣　｢何でもない。気にすんな。｣　ザワザワ・・なんだかよくわからない。コンコン｢カイト｣　｢カイト兄さん｣　｢雨宮晴いるかな？｣　｢私が雨宮晴です。｣　｢用がある。一緒に来てくれる。｣　王子様みたいな笑顔で向けられたら・・｢は、はい｣
ザワザワとするクラスから抜け出した私はかけ先輩に屋上に連れられる。人気がない日陰のある場所に移動｢お前は今日から影宮家に住んでもらう、人間のお前に拒否権はない｣・・さっきと全然違う。
｢人間の・・ってどうゆうことですか？｣　｢お前は、ヴァンパイアの花嫁に選ばれたんだ。｣　

｢はい？えっと・・ヴァンパイア？｣　｢頭悪。もう一度話すからよく聞けよ｣｢は、はい！｣　毒舌ってゆうか転入生徒怖いな～
｢お前は、俺たち影宮家のヴァンパイア達の花嫁になる。つまりは、エサってことだ｣　｢う、うそ・・｣
グイッ！｢わぁっ｣　引っ張られて、見えないドアの後ろに行く。

｢い、痛いです・・｣　｢喉が渇いた｣　｢え？｣　フンフン首筋に近づき伸ばした髪をかき分け｢お前、甘い臭いがする・・逃げない。お前が悪い。｣ガプッ！首筋に牙を立てられ｢うっ・・｣ｼﾞｭﾙｯ　ｼﾞｭﾙｯ　ｼﾞｭﾙｯ｢いた・・っ・・｣　血を吸われてる・・ぷは｢うまいな。最高のエサだククッどうした？顔が赤いな俺に吸われて、興奮してるのか？｣　｢はぁ・・はぁ・・・｣　ガクッ｢吸いすぎたか・・血を吸われてる時の声、表情・・ククッ最高だな・・これくらいにしてやる。｣　｢っ・・｣　｢立てる？ほらっ｣王子様になってる。
メモ１長男は、性格が腹黒ドＳになる