涙が君を思い出す



「あの…っ、湯沢くん…だよね?」


「え…、と。なに?」


湯沢くんは寂しそうにこちらを向く。
なにそれ…なんでそんなさみしそうな顔してんの?なにか…、あったの?

「昔…あったこととかあったっけ?」


「あるわけないし!如月颯希なんて名前、聞いたら覚えてるし。さ」

「だよね。変な事言ってごめん!!」


うわあ、恥ずかし。
何言ってるんだろあたしったら、黙ってればよかったのに…

昔のことなんか知られたくないもん。。


特に湯沢くんには。