涙が君を思い出す



隣で机に伏せて寝てる湯沢くん。
どうしてだろう、私…湯沢くんと会った思い出なんてない。


いくら記憶をたどっても湯沢くんは出てこない。初めて会った人だし、こんな可愛い男の子がいたらすぐに友達になるはず。


でも…私がいじめられてることを知っているなら、同じクラスだったひとだろう。


お気に入りの小説をただただ手に持ち、文章を眺めてるだけで、頭になんて入らなかった。


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