□□□ 俺は狭い世界で生きていきたくなくて、この桜坂学園に入学した。 難しい受験勉強に耐え抜き、高校はエスカレート性で1-7の生徒として入学した。 でも隣には、如月颯希と名乗る女子がいた。 颯希なんてそうそういる名前でもないし、漢字も結構変わっている。 …どうして、颯希がここにいるんだ? 颯希だったらもっと上を目指せたはずなのに。 .