涙が君を思い出す



どうして…
絶対、詩先輩と付き合ってると思ってたのに。否定する理由って何かあるのかな、?


「ねぇもしもし?ほんっと、有り得ない。星はなかなか落ちないよ、あたしがこんなに落とそうとしてんのに。有り得ない」


詩先輩が誰かと電話する声がすぐそばに聞こえる。…落とす?落ちない…?

なにこれ、詩先輩ってもしかして…


「このゲームは私の負けかもしんない、もぉぉ罰ゲームやなんだけどぉ」


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