「んじゃあ、うちらこっちだから!バイバイ!」


「うんありがと〜また明日ね!」


彩純たちと別れ、ひとりで歩いて帰る。
なんか中学の記憶思い出すなぁ。やだやだ。


駅について掲示板に寄りかかる。
すると、若くてなんか聞き覚えのある声が後ろから聞こえてきた。


「ねぇ星…どうして私じゃダメなの?私、セイの事なら何でも答えられるのに」


「詩は違うよ。詩は俺の親友でもあるじゃん」


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