私の好きな人、それは
幼なじみで昔からの腐れ縁である
橘弘樹。
弘樹とは、昔から一緒で
将来は結婚を誓いあった仲。
とはいっても、小さい頃の
記憶なんて、ただの思い出でしかない。
でも、私は信じてた。
二人でいる将来を。
そして、夢に見てたんだ。
ばかだよね?
だって、君は私のこと
そんな風に見てないんだもんね。
それに、君には
好きな人がいるんだもんね。