―どんっ!! 誰かに思いっきり後ろからタックルされた。 肩やら腕に鈍い痛みが走る…。 その瞬間に右肩に下げていたバッグが消えている事に気付いた。 ―最悪っ……!絶対取り返す! 少しよろけたけど、なんとか立て直し前方を走るひったくり犯を見据えた。 『…いっ…た…!!待ちなさいっ!!!』 幸いにも買った物は少なかったから、走るのは容易い。