花火が打ち上がる度に冴木君の綺麗な顔立ちが照らされてドキりと胸が高鳴る。 その高鳴りを落ち着かせようとさっき貰ったサイダーの缶を開けて喉に流し込んだ。 するとそれを見た冴木君の手が缶に伸びてきて、私の手からさっと取り上げられてしまい―。 「一口頂戴♪」 『え?…あ…!』 ―ゴクリ…ゴクリ… 何の躊躇いもなく口を付けた。…一口どころか…かなり飲んでる!ていうか堂々たる間接キス―。 「はい、御馳走様♪」 『う、うんっ…。』