取りあえず楓さんにも会釈をしてチラっと冴木君を見上げると口パクで “ 早く行こ ” と密かに訴えられてその可愛さに思わず笑みが溢れた。
楓さんの事はやっぱり天敵なのかな?
「夏音さん、危なっかしいから…はぐれないでね。」
『うん…、ありがとう。』
「っ…うん。…じゃあお金小銭入れによろしく。」
『はいっ。』
普段使いの財布は大きくて人混みを歩くと運びにくいし、盗難にあう事を想定して今日は首から提げられるガマ口財布にしてみた。
…可愛いゆるキャラの。コレをそっと浴衣の胸元に忍ばせて準備完了。
メニュー