心無しか表情が柔らかくなった様に見えてホッと胸を撫で下ろした。
食欲はあるのかな?お腹は下してないのかな?脱水症状を起こさないようにしてあげないと!!
おもむろに冷蔵庫を開けて中を覗くと、2リットルのペットボトルの麦茶が入っている。
食材は素晴らしい程に無いけど……。
調味料は何とか足りそうかな。
野菜は沢山買ってきたから、これで野菜スープ作って食べてもらった方が良いよね。
そう意気込んで食材を切り刻む私だったけど…ある事を思い出して、手が止まる。
『りりあちゃんも作りに来るんだった……!』
もし作ってる最中に来たら鉢合わせになっちゃう!…来る前に作り終えないと!!
…なんて考えていたけど…時既に遅しで―。
―ピーンポーン―♪
ま…まさか…?!
「幾斗~~?居るんでしょ~??ご飯作りに来たよ~♪」


